ヤマグチ株式会社 リクルートサイト - 鹿児島県霧島市牧園町 総合建設業・土木・解体

現在、橋梁橋台工事の施工管理を担当しています。一般に耐用50年と言われるコンクリート構造物で「100年寿命、鏡のような表面仕上げを目指そう」と考え、社内研修組織「CYPの会」に参加し技術研究を重ねています。10年前、忘れられない経験をしました。橋台工事を複数社で受注し、隣接地で他社と同時施工。より確実な監理を心掛けましたが、ライバル社の美しい出来栄えに圧倒されました。「同じ作業員、同じ生コンなのになぜ！」。その向上心が出発点です。公共工事は発注者が基本設計を行い、生コンの配合、配筋等細部まで指示があります。ただ、施工時に気象条件を見込んだ打設・養生方法を選択することで、品質は大きく変わります。上司の許可を得て、高価なアクリル製透明型枠を造り、硬化する内部の様子を観察。クラック防止のため温度応力解析を行うなど、技術改良を重ねています。構造物は、施工者の命を超え生き続けます。社員が力を合わせベストに挑戦する日々。とても充実しています。

現在、地元アリーナの外装補修工事を担当しています。ここは中学時代、級友とバドミントンに打ち込んだ思い出の場所です。20年越しに“偶然の再会”を果たすと、経年劣化した部分が見つかりました。「この先も住民とともに」と願いを込め、仕事で恩返しする日々。ヤマグチが掲げる地域貢献の醍醐味を現場で噛みしめています。新入社員の時「仕事は現場で覚える」と教わりました。工法の検討、人材手配や資材の発注、工期管理など、先輩を見て学び、4年目に1級建築施工管理技士を取得。以来、公共施設から個人住宅まで、多くの新改築工事を手掛けました。宿泊施設の耐震化工事では、営業継続という難しい条件の中、最新工法を採用し腕自慢の職人たちと心を合わせ施工。現場では必ず予期せぬ事態が起きますが、全力対応し工期内に完成させました。ヤマグチの現場にはいつも3色の旗が掲げられます。情熱の【赤】、技術の【青】、和の【緑】。地域で確かな施工を重ね、働く喜びと住民の信頼を積み上げていきます。

ヤマグチは、国土交通省の掲げる「ICTの全面活用」に対応し、ドローンやレーザースキャナ、ハイスペックパソコン等の整備にいち早く着手しました。社内でICT機器オペレーターを養成し、外注ロスを削減。土木工事をスマートに変革しています。地盤造成工事では、事前に現地調査が必要です。私はドローン操縦と３次元設計データ作成を担当。レーザースキャナは従来の測量と比べ、安全・短時間に詳細な面的座標データを読み取ります。衛星測位システム(GNSS)と連携させ３次元設計データに仕上げると、重機の操縦をICTが支援。自動制御で熟練工のような高精度施工が可能になりました。ドローン画像のおかげで、断面図の割り出しや土量計算も思いのままです。工事完了時には、必ず現地に足を運びます。PC上で思い描いた巨大な構造物をこの目で見て、次への意欲を新たにします。技術は日進月歩。国内大手建設機械メーカーとも連携し、業界最先端を行く新たな道を切り開きたいですね。